あぁ、そうなんだ!魚講座

通になれる100の質問

あぁ、そうなんだ!魚講座

魚に関する疑問をQ&Aでわかりやすく解説

著者 亀井 まさのり
ジャンル 海洋生物学 > 生物学一般
出版年月日 2010/11/30
ISBN 9784769912309
判型・ページ数 A5・152ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり

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魚について小学生くらいの素朴な疑問からちょっと難しい質問までQ&A形式で詳しくお答えする。魚ってそもそもどんな生きものなのか、ヒラメとカレイの見分け方など意外と知らない「あぁ、そうなんだ!」「へぇ~」に出会える一冊。中学生くらいでも一人で読めるようにできるだけ専門用語は省きルビをつけてわかりやすく解説する。


はじめに

 「日本人ほど魚の好きな人種はいない」と、よく耳にします。この場合の「好き」には、食べることはもちろん、釣ること、見ることなども含まれているでしょう。
 私も子どものころ、父に連れて行ってもらったハゼ釣りやフナ釣りが、きっかけとなって、魚の面白さに魅せられてしまいました。そして、大学、大学院と魚のことを学び、水産試験場に就職し、とうとう魚にたずさわることを生涯の仕事としてしまったのです。
 水産試験場(現神奈川県水産技術センター)での長い仕事の間、漁業者はもちろんのことですが、子どもたちや一般の方たちと魚の話をする機会もたくさん持ちました。そんな折に、子どもたちやお父さん、お母さんからは、魚に関する質問や疑問が、たくさん寄せられました。
 その内容は、私たち魚のプロからみれば、「あっ、こんなことも知らなかったのかぁ」、「あっ、それは誤解しているなぁ」というようなことが多いのです。回答を聞くと、たいていは「ああ、そうなんだ! 知らなかったなぁ」と、皆さん、うなずきます。食べるにしても、釣るにしても、見るにしても、日本人は魚好きなわりには、意外と魚のことを知らないのではないでしょうか?
 「魚ばなれ」といわれ、食卓に魚メニューが少なくなってから、久しくなります。その原因は、「骨がある」、「なまぐさい」、「触るのがイヤ」、「魚価が高い」、「調理がめんどう」などいろいろあるようです。現在は、「魚ばなれ」も少しずつ改善されつつありますが、まだまだ十分ではありません。
 私が思うに、その基本的な解決策は簡単です。家族の料理番であるお母さん(ときにお父さんも)方が、魚を素材とした美味しい料理をたくさん作って食卓に並べること、そして、海や川へ子どもを釣りに連れて行くことだと思っています。
 それには、まずは魚のことを知ることです。知れば知るほど、魚への興味がふくらんでくるはずです。
 そんな想いから本書は、子どもたちやお父さん、お母さんから実際にあった質問をもとに、「魚のこんなところも紹介したいなぁ」と私が考えた想定質問もまじえて、Q&Aのかたちで書いてみました。一般の読者に限らず、中学生くらいなら一人で読めるようにやさしい言葉で読みやすくを念頭に、本文はできるだけ専門用語や教科書的な解説はさけて書いたつもりです。そのぶん、脚注をつけたので、より興味を持たれた方は脚注も読んでみてください。
 さらに項目ごとに、引用あるいは参考にした図書・資料の番号を付けていますので、これらにも目を通していただければ、より「ああ、そうなんだ!」度も深まると思います。
 より魚のことを知っていただき、より魚に親しみを感じていただき、さらには魚食の普及にもつながれば、私の目的とするところであり、幸いに思います。
 また、ところどころに私が永年かけて収集してきた「さかなグッズ」のごく一部を紹介してみましたので、目でも楽しんでいただけたらと思います。
(後略)

Ⅰ 魚ってどんな生きもの(魚とクジラは、どこが違う?/魚は、いつごろから地球上に現れたか? など)
Ⅱ 魚のかたちと種類(イシダイは縦じま? 横じま?/カジキマグロという名の魚はいない!? など)
Ⅲ 魚の見分け方のコツ(ヒラメとカレイの見分け方は?/マサバとゴマサバの見分け方は? など)
Ⅳ 魚のからだとその能力(魚はどれくらい眼が良いのか?/フグはなぜ毒をもつのか? など)
Ⅴ 漁業・釣り(魚の年齢はどうやって調べるのか?/マグロは絶滅する? など)
Ⅵ 魚を食べよう(魚を食べると、身体に良いといわれるのはなぜ?/サケの身は、なぜ赤いのか? など)
Ⅶ サメのあれこれ(サメとエイの見分け方は?/サメの肌って、本当にザラザラなのか? など)

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