瀬戸内圏の干潟生物ハンドブック

瀬戸内圏の干潟生物ハンドブック

干潟で役立つカラー写真満載の観察ガイド

著者 香川大学瀬戸内圏研究センター庵治マリンステーション
ジャンル 海洋学・環境科学 > 環境
出版年月日 2011/02/18
ISBN 9784769912392
判型・ページ数 4-6・96ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり

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図鑑を持っていくにはちょっとためらわれる課外学習や潮干狩りでも本書があれば安心。瀬戸内海を中心に干潟で主に見られる生物を顕微鏡サイズの小さなものから鳥や魚、海岸の植物までカラー写真満載でまとめたハンドブック。気になる生き物との出会いから標本の作り方や観察のしかたまで現場で役立つ情報をサポートする。


はじめに

 私たちが調査のために干潟に出てみるとたくさんの生物たちに出会います。でも、私たちは生物学者でも分類学者でもありません。「よく見かけるけれども、これは何という生物だろうか?」「地元で簡単に観察できる生物くらい名前は知っておきたい」いつも、そう思っていました。また、私たちは、小中学生やその保護者の方、あるいは中学・高校の理科の先生方を対象に公開講座を行っています。とくに子どもたちと干潟に出たときには、無心に生物を追いかける彼らの姿に感動すら覚えます。しかし、「この生物の名前は?」などと質問されても、答えられないことが多々あります。そんな時はいつも、「一緒に図鑑を見てみましょう」と答えるのですが、図書館や書店で探してきた図鑑は、やたらぶ厚かったり、私たちにとってはあまり見かけない生物がたくさん載っていたり、逆に、この辺りでよく見かける生物が載っていなかったりと、なかなか適当なものがありません。子どもたちが「これだ!」と見つけた図鑑の解説を読むと、「九州以南に分布」などと書いてあったりして、彼らのがっかりした顔を見たこともありました。そのたびに、「我々の住んでいる瀬戸内周辺で目にする生物を中心にした図鑑が欲しい」と痛感し、このハンドブックの作成を思い立ちました。その時から、干潟へ調査に出かける時にはいつもデジタルカメラを携帯し、生物の写真を撮りつづけました。そんな写真を編集して本書はできあがりました。
 まず、近くの干潟に住んでいる生物たちの名前を調べてみませんか。そうすれば、もっと彼らの生き様に興味がもてるでしょうし、彼らの生きている環境にも関心がわいてくるはずです。本書を手にした一人でも多くの方が、干潟の生物と、干潟という特殊な環境に興味をもってくだされば幸いです。

干潟ってどんなところ/干潟の生物生産を支える植物と微生物(動物プランクトン、海藻・海草など)/バラエティーに富む底生生物たち(ゴカイ類、巻貝、二枚貝、甲殻類など)/岩礁帯の生物/干潟の大型生物 魚・鳥/干潟を彩る海浜植物

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