魚のあんな話、こんな食べ方

魚のあんな話、こんな食べ方

魚博士になれてその調理もわかるカラー本

著者 臼井 一茂
ジャンル スポーツ・健康 > 健康・趣味
出版年月日 2007/12/15
ISBN 9784769910695
判型・ページ数 A5・174ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり

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書名は「魚の」ですが、魚に限らず貝類、カニ類、イカ・タコ類、ナマコ・ウニ、海草類から81種を取り上げ、大衆魚、お祝い・高級魚、季節の魚などに分類し、面白い生態や名前の由来、また調理のコツや美味しい食べ方、調味料に関する蘊蓄等、魚と料理に関する面白い話が満載。砂に潜って冬眠する魚は? イカとタコの吸盤の違いは?
 青魚の刺身には山葵?生姜?
 えっ!くさやと赤ワインが合うの? というように、調理講習会も開く著者の貴重な経験も披露。神奈川新聞で好評連載されたコラムに加筆し出版。全頁カラーで食育の読み物として楽しめます。ちょっと魚博士になれて、美味しい食べ方が分かりますよ。


はじめに

 私たちが普段食べている水産物のその多くは、自然の海に暮らしている、天然の魚たちなんですよ。そう、良く天然や養殖とか言われますが、普段、食べ物として品揃えされる自然の生き物って、実は魚ぐらいしかないのです。
 日本の海で確認された魚類は四〇〇〇種程いるそうで、私が住み働いている神奈川の海の相模湾でも、黒潮などの影響を受けるため、一六〇〇種もの魚が見られます。そのうち、約三〇〇種は実際に食品として利用されて、皆さんの食卓にものぼっているのです。でも、皆さんが食べている魚の名前というとどれだけあげることができますか? 二〇種類? 三〇種類? 意外にも少ないのではないでしょうか。
 この本には、魚や貝などの紹介と、食に係わる豆知識を盛り込み、締めの言葉には『是非、お試しあれ』と、四季折々で私たちの地元に水揚げされる魚たちを、「見て」、「料理して」、そして「味わって」いただきたい。そんな思いを入れ、楽しい食卓での話題として使っていただければ幸いです。
 「君たちには夢があるか」、子供の頃、誰かから聞いた言葉ですが、未だに心に残っています。大学を選ぶ時には衣食住に係わる仕事を職業にしたいと思っていたこと、それ以上に魚介を味わうのは好きであったことから、ごく自然に東京水産大学を目指し、現在でも食に係わる水産の仕事をしています。そう、私の夢は、誰もが美味しく魚などを食べられる知識の一般化、そして私たちの生活を支える技術や科学を追究し、そして世界中で食の貧困が無くなればと。
 本書は、平成一六年から神奈川新聞にて毎週木曜日にコラム「相模湾おもしろ話おもしろ味」で連載した一五一話を基に、二点の写真―魚の姿と私が作るならこんな料理として―をそろえ、加筆したものです。

大衆魚・海草類 アジは味なり マアジ 海水より高い体温 サバ 海の北斗七星 マイワシ 産卵回数が俗名に カタクチイワシ 目に透明な脂肪膜 ウルメイワシ 鋭い牙持つハンター カマス 泳ぐ海の脇差し サンマ 銀色に輝く貴婦人 サヨリ 釣人だけの味わい マハゼ 天ぷらが最高 ネズッポ 青光りする銀の帯 キビナゴ 海のマサカリ コノシロ 清楚な海の女王 シロギス 愚痴る銀色の魚 シログチ クラゲで成長 イボダイ 初夏告げる浴衣魚 タカベ 海のハングライダー トビウオ 健康保つ強い味方 ワカメ 蛎殻が揺りかご ヒジキ 穏やかな海で養殖 スサビノリ 心太と寒天 テングサ お祝い・高級魚 社交ダンスが好き カイワリ  由来は磯の魚 イサキ 味も姿も魚の王様 マダイ 謎に包まれた生態 マアナゴ 海の歌舞伎役者 メバル 三度笠をかぶり カサゴ 最高級な祝宴魚 アカムツ 荒磯の伊達男 イシダイ 漆黒の滋養魚 ウナギ 梅雨の水で美味に ハモ 発達した視覚 キンメダイ 煮魚を焼いて絶品 ムツ 一生泳ぎ続ける マグロ おちょぼ口の道化 カワハギ 深海の赤い提灯 メヌケ 白身魚の最高峰 ヒラメ 夏の刺身が絶品 マコガレイ 滑多は煮魚の王 ババガレイ 目板か目痛か メイタガレイ 羽持つ海底の戦車 ホウボウ 季節の魚 クサヤで赤ワイン ムロアジ 強力な牙、海の狐 サワラ 涼呼ぶ夏の代名詞 スズキ 全て食せる出世魚 ブリ 海の赤サボテン イズカサゴ 夏のフグの美味 マゴチ 別名松魚 なぜ? カツオ 赤身魚は省エネ型 ソウダカツオ 産卵数最多の魚 マンボウ フリッターが最高 ヒメコダイ 由来は的、馬頭 マトウダイ 厳つい海中の関取 ミシマオコゼ 輝く海の妖刀 タチウオ 銀灰色の飛行船 シロサバフグ コミカルな泳ぎ ハコフグ 名の由来は金太郎 キントキダイ 砂に潜って冬眠 キュウセン 海のアルプスホルン アカヤガラ 鍋の発祥地は鎌倉 アンコウ 大漁祈願の魚 チゴダラ 因幡のワニ サメ コリコリした軟骨 アカエイ エビ・カニ類、イカ・タコ類 車輪模様が由来 クルマエビ 台風は一列で避難 イセエビ 広がるミルクの香 エゾイバラガ 月夜の晩には群泳 ガザミ 反復横跳びの名手 ショウジンガニ  透ける白色ボディー スルメイカ セピアはイカ墨 ホタルイカ 甲は貝殻の名残り コウイカ 巨大神経細胞持つ ヤリイカ 雨降れば沖へ逃走 マダコ 貝類・その他 豊富な貝殻模様 アサリ アクビが蜃気楼に ハマグリ 磯の星のかけら サザエ 寝床持つ巻き貝 アワビ 墨色の小ピラミッド バテイラ 甘さと歯応えが身上 ボウシュウボラ 海に咲くサボテン マナマコ 小豆色の海の毬栗 アカウニ コラム 食べて愉しみ、見て愉しむ。 魚が教えてくれる生命の大切さ 面白~い! さかなの事典 ぜひ お試しあれ 日本人と水産物 「相模湾おもしろ話 おもしろ味」の頃

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