反射望遠鏡の作り方

設計・鏡面研磨・マウンチング

反射望遠鏡の作り方

「星野鏡」製作の真髄がすべてここに集約

著者 星野 次郎
ジャンル 天文学 > 天文物理学・宇宙物理学
出版年月日 2009/08/18
ISBN 9784769912002
判型・ページ数 A5・384ページ
定価 本体6,000円+税
在庫 在庫あり

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「星野鏡」といわれ,精度の高い反射鏡の鏡制作者として有名であった星野氏が,丹念に書いた反射望遠鏡製作のための教科書。反射望遠鏡製作にとって必要な数値,図表,略図など,重要な事柄がすべて,また心得ておくべきことが悉く記載されている。部品などやや古くなったデータもあるが,鏡の磨き方は,600枚もの反射鏡を磨いたといわれる自らの経験を基礎に,懇切丁寧に書かれている。また,設置の仕方も詳しく,これらは時代を感じさせない,今でも重要な情報である。
今ほど簡単に望遠鏡を手に入れることができなかった時代に,自作するが故に,製作の方法は原理的であり,工夫する際の考え方もなるほどと首肯できる。そういう意味で反射望遠鏡製作のバイブル的存在といえる。1974年発行。最後に「私と星野鏡」中野
繁氏(日本天文学会会員),鏡材メーカーなどの新しいデータを付録として収録。


はじめに

 現在では、反射望遠鏡の実物を見ることなしに自作するといったことは稀なことでしょう。
 私の少年の頃には、反射望遠鏡はおろか、屈折天体望遠鏡でさえ実物を見ることは地方ではほとんどできなかった。
 私などは実物を全く見ることをしないで数台の反射望遠鏡を自作した。
 今では専門の月刊誌が発行され、小さな町の眼鏡店にまで天体望遠鏡が店頭に飾られていて、知識を得ることが大変便利となった。
 その反面、地上の夜光の氾濫と空気の汚れは、ますます星の姿を夜空から消し去っている。
 こうした環境の中にあって、星を愛し、より良くこれを見つめようと情熱をもやすアマチュアはその数を益しさえしている。
 こうしてアマチュアの望む望遠鏡は、その口径を増大させ、質的向上が望まれている。本書はこうした要求にお応えすべく、数年前からその改訂を求められておりました。
 ことに最近では光学部品やマウンチング資材の全てに渉って、種々の製品が出現し、自作に便利となってきたことは私たちアマチュアにはこのうえなくうれしいことです。
 (後略)

I 反射望遠鏡  第1章 反射望遠鏡の歴史  第2章 反射望遠鏡の型式  第3章 設計の基礎 II 反射鏡の製作  第1章 反射鏡材  第2章 研磨材  第3章 鏡面の製作  第4章 平面鏡 III マウンチング  第1章 経緯台マウンチング  第2章 塗装  第3章 赤道儀  第4章 アイピース  第5章 観測室 IV 反射鏡使用各種望遠鏡の設計と製作  第1章 カセグレン  第2章 ドール・キルハムの鏡系  第3章 グレゴリー  第4章 シュミットカメラ  第5章 ライト・フェイセレの鏡系  第6章 マクストフ式カメラ  第7章 ブラキタイプ反射望遠鏡 V 研磨機とその使い方  第1章 研磨機の種類  第2章 研磨機の製作例  第3章 回転研磨軸  第4章 鉄皿及び鏡用座金  第5章 研磨機による上向研磨  第6章 小口径鏡の機械研磨 附録

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