魚介類の微生物感染症の治療と予防

魚介類の微生物感染症の治療と予防

最新情報を基に纏めた魚病対策ハンドブック

著者 青木 宙 編著
飯田 貴次
吉水 守
ジャンル 水産学 > 魚病
出版年月日 2013/08/09
ISBN 9784769912811
判型・ページ数 B5・504ページ
定価 本体12,000円+税
在庫 在庫あり

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診断法、治療法、消毒法、予防法を最新情報に基づき、詳細に紹介した魚病対策ハンドブック。特に、分子遺伝学手法を用いた最先端の研究や手法を各章で取り上げ、基礎を学ぶ学生から研究者、指導者にまで幅広く参考にしてもらえる。


はじめに

 本書は、魚介類のウイルスおよび細菌感染症、診断法、水産用抗菌剤、治療法、ワクチンによる予防、水産用医薬品の投与法、消毒法などの最新情報を総括的に網羅し、魚介類の治療と予防を多角的に紹介したものである。
 また現在、微生物感染症の治療と予防法が多様化、分散化したため、それぞれの分野の第一線で活躍されてきた研究者の方々に分担執筆をお願いし、できる限り最新の情報を取り入れるよう配慮した。
 本書は、特に、分子遺伝学手法を用いた最先端の研究や手法を各章で取り上げ、基礎を学ぶ学生から専門分野で活躍する研究者、現場での対応を行っている指導者にまで幅広く参考にしてもらえるように企画した。
 本書が読者の参考になるとともに、魚病学の発展に寄与し、さらに、養殖業および関連産業の発展に貢献できれば幸いである。
 最近の科学の発展には目覚ましいものがあり、本書で紹介した研究手法も日進月歩で進化している。今後、さらに洗練された革新的な方法が考案されてくる可能性があり、多くの方々の忌憚のないご指摘を寄せて頂くことにより、新たな企画を元に、改訂版が刊行されることを願っている。
 本書の企画にさいして、東京理科大学薬学部教授であった小原康治先生には、多くのご助言を頂いた。また、本書の一部執筆をお願いしていたが、その執筆を完成されずに急逝された。誠に残念であるが、記して先生のご冥福をお祈りする。

第1章 魚介類の細菌感染症と診断法
 §1.淡水魚の細菌感染症と診断法(飯田貴次)
 §2.海産魚の細菌感染症と診断法(高橋幸則)
 §3.甲殻類の細菌感染症と診断法(高橋幸則)
 §4.細菌感染症の分子診断(酒井正博・引間順一・廣野育生・青木 宙)
第2章 魚介類のウイルス病と診断法
 §1.魚類ウイルスとその培養法および検査準備(吉水 守)
 §2.サケ科魚類のウイルス病と診断法(吉水 守)
 §3.温水魚のウイルス病と診断法(吉水 守)
 §4.海産魚のウイルス病と診断法(吉水 守)
 §5.甲殻類のウイルス病と診断法(伊丹利明)
 §6.血清学的手法によるウイルス抗原の診断および抗体の検出法(吉水 守)
 §7.分子生物学的手法によるウイルス遺伝子の検出法(吉水 守)
 §8.孵化場および種苗生産施設におけるウイルス病の防疫対策(吉水 守)
第3章 水産用抗菌剤・消毒剤
 §1.水産用化学療法剤(遠藤俊夫)
 §2.薬剤感受性試験(青木 宙)
 §3.比較薬物動態(上野隆二)
 §4.薬剤の投与法(舞田正志)
 §5.水産用医薬品と養殖魚の安全性(舞田正志)
 §6.消毒剤と養殖・孵化場の消毒法(笠井久会)
 §7.薬剤耐性(青木 宙)
第4章 魚介類の生体防御機構
 §1.魚類の自然免疫(魚類の非特異的防御機構)(飯田貴次・廣野育生・引間順一)
 §2.魚類の獲得免疫(中西照幸)
 §3.甲殻類の生体防御機構(高橋幸則・近藤昌和・廣野育生)
第5章 ワクチンおよび免疫賦活剤
 §1.ワクチンについて(青木 宙)
 §2.注射ワクチン(酒井正博)
 §3.経口ワクチン(酒井正博)
 §4.浸漬(しんし)ワクチン(乙竹 充)
 §5.弱毒ワクチンおよび組換えワクチン(引間順一・青木 宙)
 §6.DNA ワクチン(青木 宙)
 §7.市販ワクチン(乙竹 充)
 §8.免疫賦活剤(酒井正博)

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