伸びる子どもの睡眠学

マンガでわかる健やかな発育のヒミツ

伸びる子どもの睡眠学

子どもの睡眠と成長発育に関する科学読み物

著者 宮崎 総一郎 編著
原田 哲夫
大川 匡子
ジャンル スポーツ・健康 > 健康・趣味
出版年月日 2009/05/12
ISBN 9784769910978
判型・ページ数 A5・144ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

子どもの睡眠は身体成長のみならず、情緒安定や学業成績まで深く影響することが明らかとなり、世界一平均睡眠時間が短い日本の子どもの将来が懸念されている。本書は、携帯電話・ゲームなどのVDT作業の影響調査や、見落としがちな子どもの睡眠障害についても詳述し、子どもの理想的睡眠とは何かをマンガでやさしく解説する。


はじめに

 史上最年少の17歳2ヵ月で一億円プロゴルフプレーヤーになった石川遼選手の母親の言葉が、ある雑誌に紹介されていました。それによると、石川選手は自分自身に今何が大事かを知っていて、親があれこれ言うまでもなく、夜8時には就寝し、朝5時には起床してトレーニングするとのことです。携帯電話のメールも最小限度にとどめ、ゲーム機も持っていないとのことです。この本のなかで、睡眠の役割は大脳の休息だけでなく、睡眠中に運動技能の習得、向上がなされていることを紹介しますが、さすがに一流選手は、睡眠の機能をよく理解し、最大限に活用しているといえます。  北京オリンピック平泳ぎ金メダリストの北島康介も、ヒトの睡眠・覚醒リズムをよく理解しています。準決勝後のインタビューで「夜だったらもっと良い記録が出たのに・・・・・・」と話していました。過去多くの陸上競技世界記録が、夕方から夜の時間帯に出ています。この時間帯は、人間の体温が最も高く、脳や体が最も目覚めている時間帯であることを知っていたのでしょう。  陰山英男先生(立命館大学)は、100マス計算の実践で子供の学力を飛躍的に改善したことで有名です。彼が広島で校長をしていたときのことを次のように述べています。  「尾道市の土堂小学校には地域の教育力がある。例えば朝ごはんをきちんと食べさせてほしい、と僕たちが言えば、保護者もきちんと実践してくださる。子どもたちは朝から元気で活発に遊び、体に力もつく。小学校6年生になっても、夜の9時半に寝ている子が半数以上いて、朝も6時前に起きている子が2割近くいる。早寝早起きの習慣がついているのだ。ところで学習時間は1971年の方が多かったのに、その当時の子どもたちの方がゆとりを感じていたと思う。なぜか。それは、よく寝ていたからだ。寝れば頭がすっきりし、集中して学習にも取り組むことができるし一日を有意義に過ごせ、心理的にも余裕が生まれる。その状況を悪くさせたのがテレビ、インターネット、携帯電話の普及だ。1日2時間以上をインターネットや携帯電話などに費やし、多くの情報にさらされ、睡眠時間を削られている。子どもたちの精神に与える影響は計り知れない。」  睡眠は、「脳を創る」、「脳を育てる」、「脳を守る」、「脳を修復する」という大切な役割を担っています。適切な睡眠は、子供の成長発育において、最も重要です。

1章 眠りが脳を育む
 睡眠が脳内情報を整理する


2章 睡眠の不思議なしくみ―変化する睡眠
 夜になると眠くなる?
 1日の眠りのパターンを知る
 レム睡眠とノンレム睡眠
 年とともに変化する睡眠リズム


3章 光を味方にしてよい目覚め―目覚めのメカニズム
 眠りにおよぼす光の影響とは
 ぐっすり・すっきりのコツ
 成長ホルモンで寝る子は育つ


4章 朝ご飯が快眠の素―眠りと食事の関係
 規則正しい食事で快眠習慣
 良い眠りに導く朝食の摂り方


5章 早寝早起きで学力アップ―成績と眠りの深い関係
 寝る子ほどよくデキる?
 成績アップのカギは睡眠にあり
 睡眠と学習に関する実験
 熟睡感をもたらすテクニック


6章 メディアと子どもの睡眠―睡眠を削る子どもたち
 世界一眠らない日本の子ども
 睡眠不足のさまざまな影響
 睡眠を蝕むVDTとは
 子どもの睡眠改善のために


7章 子どもの睡眠呼吸障害―いびきに潜む黄色信号
 子どものいびきに隠された症状
 呼吸障害が招く睡眠障害


すこやかな体をつくる睡眠6ヵ条

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